2019.05.27

ホットスペアとは

ホットスペア

ホットスペアとは、システムの信頼性を高めるために用いられる代替コンポーネントです。
ホットスペアは実行中のシステムに稼動状態で接続されており、コンポーネントが壊れた時点で、壊れたコンポーネントの代わりとして動作を開始します。
ホットスペアに対する技術としてコールドスタンバイがあります。
コールドスタンバイでは、代替コンポーネントを休止状態にしておくことで、 コストを抑えることができますが、システム復旧までの時間は長く、信頼性も低いものとなっています。


Spare Disk Drive

予備ディスクドライブ (Spare Disk Drive) (予備ディスク)は、RAIDの構成で普段は使用されていませんが、使用中のいずれかのディスクに障害が発生した時にそのディスクを置き換えることに備えて接続されているハードディスク装置である。

たとえば、全部で4台のディスクのうち3台でRAID 5を構成するシステムを考える。
RAID 5中のいずれか一台のディスクが故障すると、予備ディスクで故障ディスクを自動的に置き換えて元通りRAID 5を構成する。

これら4台のディスクでRAID 6を構成しても同じ実効ディスク容量が得られるが、それと比較して予備ディスクは以下の利点・欠点を持っています。

利点: RAID 5なのでRAID 6に比べて書込み速度が速い。予備ディスクは普段は動作していない(ただし通電は継続)ので寿命が長くなることが期待される。
欠点: 予備ディスクで故障したディスクを置き換えてリシンク(resync、再同期)が終了するまでの間(2013年の技術で1TBあたり10分以上)はシステムは冗長性を持っていないので、さらにもう一台のディスクが故障するとシステム全体の情報が失われる。

また、4台のディスクのうち3台でRAID 1を構成すると、上記のリシンク中の冗長性欠如のリスクは大幅に低減する。

RAID中に組み込まれたディスクはリアルタイム・オンラインで冗長性を作り出しているのに対して、予備ディスクは実際の故障発生時にオフラインバッチ処理でまとめて冗長性を作り出していると見ることもできる。

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